昔ラジコン少年だった皆さん、これを見てあの時のラジコン熱を再燃させましょう!
ラジコンボーイ WILD RC BOY 大林かおる 著
ラジコンボーイあらすじ
第12巻 第5話
第六闘(とう) "高技(こうぎ)闘"
出てくる主なラジコン
サンダードラゴン(タミヤ) | ランチボックス(タミヤ) |
あらすじ
車剛のサンダードラゴン(タミヤ)は、一の闘”連指闘(れんしとう)、二の闘”闇感闘(あんかんとう)、三の闘”技球(ぎきゅう)闘”、四の闘”龍道(りゅうどう)闘”、五の闘”攻防闘”をクリアすることができ、六の闘”高技(こうぎ)闘”に挑戦する。鍛錬庵は、五の闘”攻防闘”をクリアした者に与えられる「ドラゴンバッグ」を車剛に投げ渡した。カッコが良く、喜ぶ車剛は、五の闘では、いろいろな種類のラジコンと対戦できて楽しかったと伝えた。鍛錬庵は、そのような車剛を気に入ったようだ。あ、朧黒魔、攻武、走武、手武、暁陣内が車剛の走りを見届けるべく集まってきた。皆、車剛のことを応援したい気持ちのようだ。
六の闘を探し林を歩く車剛。そこに現れたのは、六の闘”高技闘”の相手となる鬼獅子。ラジコンマシンは、ランチボックス(タミヤ)。
最初の試練は、倒れた丸太の上を走る。落ちたら負けとなる。
鬼獅子のランチボックスも車剛のサンダードラゴン(タミヤ)もクリアした。次は丸太複合コース。丸太で作られたコースを走る。鬼獅子は、車剛のサンダードラゴン(タミヤ)がスピードを出すように挑発するが、車剛はその挑発に乗らない。スピードを上げれば落ちることを知ってるのだ。
車剛は丸太複合コースもクリアした。
次は、川上から流れてくる複数のいかだを乗り継いで対岸まで渡るというものだ。鬼獅子は見事にクリア。車剛のサンダードラゴン(タミヤ)も後に続くが、うまく次のいかだに移れない。サンダードラゴン(タミヤ)の乗っているいかだが岩にぶつかり砕け散った。車剛は慌てつつも次々といかだに飛び移ってゆく。そしてクリアしてしまった。車剛はラッキーだと思っているが、九頭岩鬼は、サンダードラゴン(タミヤ)がいかだに着地した瞬間に次のいかだに移れるように見事なスティックさばきをしていたのを見逃していなかった。九頭岩鬼、朧黒魔、攻武、走武、手武、暁陣内、鍛錬庵 たちは嬉しそうに話をしている。不動武士にそのことを指摘され、「そんなことはない」と否定するも、実際は本当に嬉しそうだ。
そして、車剛は、六の闘”高技闘”の最終試練に入る。
そこは、深い谷に架けられた人一人、ラジコン1台が走る幅しかない橋だった。ここを人もラジコンも先に渡った者が勝者となる。サンダードラゴン(タミヤ)はともかく、自分は渡れないと弱音を吐く車剛。そんな車剛に九頭岩鬼、朧黒魔、攻武、走武、手武、暁陣内、鍛錬庵そして不動武士が対岸から励ましている。しかし、車剛はどうしても橋を渡る勇気が出ない。それでも、皆は励ます。
鬼獅子が、敵ながら助言をくれた。「昔、中国の武術家は、どんな危険な場所でも平常心を保ち、心は常に大地に立っておったという。」と。
車剛は、「常に大地・・・」という言葉に気付くものがあった。そして、車剛の心理に変化が起きた。走るべき道が見えたのだ。しかし、鬼獅子のランチボックス(タミヤ)は既にゴール間近を走っている。
「闘気満ち、覇気勝り、霊気閃くとき、雷龍光る」
サンダードラゴン(タミヤ)が竜と化した。雷龍走行(らいりゅうそうこう)だ。
何と車剛のサンダードラゴン(タミヤ)は、鬼獅子のランチボックスを抜きゴールすることができた。
しかし、最後の最後で、足を踏み外した、谷におちる寸前で鬼獅子が助けに入った。最後まであきらめない車剛の精神に心が動いたのだ。
これで、車剛は六の闘”高技闘”もクリアすることができた。
九頭岩鬼が言う。「最終闘の本堂には、おれたちが束になってもかなわんやつがいる」と。
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