昔ラジコン少年だった皆さん、これを見てあの時のラジコン熱を再燃させましょう!
ラジコンボーイ WILD RC BOY 大林かおる 著
ラジコンボーイあらすじ
第12巻 第2話
第三闘(とう) "技球(ぎきゅう)闘"
出てくる主なラジコン
サンダードラゴン(タミヤ) | ストライカー(タミヤ) |
あらすじ
車剛のサンダードラゴン(タミヤ)は、一の闘”連指闘(れんしとう)、二の闘”闇感闘(あんかんとう)”をクリアし、三の闘”技球(ぎきゅう)闘”に挑戦する。相手は、攻武(こうぶ)、走武(そうぶ)、手武(しゅぶ)の3名。1名で闘うことに孤独を感じる車剛。そこに、不動武士、橘海彦、橘山彦、一文字乱・鬼島司が応援に来てくれた。
”闇感闘”では、お互いに球を奪い合い、ぶつけ合ってラジコンマシンが走行不能になったら負けというルールになっている。
攻武、走武、手武の3名のラジコンマシンは、ストライカー(タミヤ)。
最初に対戦するのは、攻武(こうぶ)一人。一対一の闘いとなる。
九頭岩鬼が球をオフロード路面のビリヤード台のような球技台に投げ入れる。まずは車剛のサンダードラゴン(タミヤ)の持ち球からスタートだ。全速力で勢い良く球を転がし、球は攻武のストライカー(タミヤ)の方向に転がってゆく。正面で受ける攻武のストライカー(タミヤ)。車剛は、当然に攻武のストライカー(タミヤ)をクラッシュできるものと考えていたが、何事も無かったように攻武のストライカー(タミヤ)は球を受け止めていた。攻武のストライカー(タミヤ)は、球を受ける瞬間にバックさせて衝撃を弱めて受け止めていたのだ。
攻武のストライカー(タミヤ)の攻撃。しかし、転がした方向は、車剛のサンダードラゴン(タミヤ)とはまったく違う方向だった。ところが、サンダードラゴン(タミヤ)の後ろから転がってきた。
この台は、ビリヤード台のように見えたが、縁に当たった球もビリヤードのように跳ね返ってくるものだったのだ。
それに気付いた一文字乱・鬼島司が、車剛に、球は入射角と反射角が等しく跳ね返ることを説明するが、車剛には理解できない。
車剛のサンダードラゴン(タミヤ)は避けるのが精一杯で攻撃に回ることができない。攻武のストライカー(タミヤ)は球を上に飛ばし、サンダードラゴン(タミヤ)の後ろに落とした。外れたと思っていると、バックスピンがかかってサンダードラゴン(タミヤ)を襲う。
攻武のストライカー(タミヤ)が撃つ球は、車剛のサンダードラゴン(タミヤ)を取り囲むように転がり狭まっている。
何とか攻撃側に回りたい車剛。反発した球の後ろに回り、球を追走し、攻武のストライカー(タミヤ)に向けて球を押した。攻武のストライカー(タミヤ)は何とか避けたものの、間一髪の危機だった。
道士は、九頭岩鬼に球を2個追加で入れさせた。いよいよ、攻武、走武、手武の3名の攻撃が始まる。
四方八方から球が転がってきて、車剛のサンダードラゴン(タミヤ)を攻めてくる。バンパーが折れ、車剛に覇気が消えそうになった時、一文字乱・鬼島司の言葉がヒントになり、車剛は、全身全霊のパワーをサンダードラゴン(タミヤ)に入れ込んだ。球は、三方向から、車剛のサンダードラゴン(タミヤ)に向かって転がってきている。
「闘気満ち、覇気勝り、霊気閃くとき、雷龍光る」
サンダードラゴン(タミヤ)が輝きを発した。
車剛のサンダードラゴン(タミヤ)は、三方向から向かって転がってきた球をカットして、その場に回転させて止めている。そして、さらに回転を上げている。まるで、雷神のマークのように走行している。そして「サンダーキャノン」球をはじき出した。はじき出された3つの球は、それぞれ、攻武、走武、手武のストライカーに飛んで行き、全てをクラッシュさせた。
道士が三の闘”技球闘”の終結を宣言し、車剛の勝利が決定した。
三の闘”技球闘”の勝者は、「龍帯(ドラゴンベルト)」が与えられる。「龍帯(ドラゴンベルト)」には、ポケットが2つ付いていて、それぞれプロポと工具などを収納することができ、また、ベルトの周りにプロポ用のスペア乾電池12本分を差しておくことができる。
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