タミヤ 初代トヨタハイラックス4WDにしたい!
タミヤ 初代トヨタハイラックス4WD風ラジコン製作記
フロントボディ本体の仕上げ
いよいよボディ本体に着手します。
塗装前にちょこっと気になるところに手を入れておきます。
まずは軽いところから。
フロントガラスの淵に薄いバリがあったので、
デザインナイフで削ります。
穴がいっぱい(^^;
これ、ステップ部分をつけたり、
ボディをシャーシに固定するためのネジ穴たちです。
今回は、オリジナルのタミヤ初代トヨタハイラックス4WDのとおりにするので、
ステップも付けないし、ボンネット中央の穴を利用してスナップピンで
ボディを固定するので、固定用のネジも使いません。
ということで、全部埋めることになります。
エポキシパテ(エポパPRO-H)は、
乾燥の際の収縮は少ないですが、
全く無いわけではありません。
塗装後に少しばかりの窪みができることもあるので、
エポキシパテ(エポパPRO-H)を盛る前に、
ある程度ABS樹脂棒などの余りで穴を埋めることにしました。
ドアの筋部分はこの段階から作っておくことにします。
あとで筋彫りをするのが大変なのと、
やすりがけの時に筋を大きくしてしまう可能性があるからです。
とは言っても、ヤスリは少なからずかけることにはなるので、
そんなに神経質には作業しません(^^;
こんな風に、溝はできるだけ埋めないようにして
エポキシパテ(エポパPRO-H)を埋めていきます。
下にちょっと見えている白いものは、
タミヤパテ(ホワイト)です。
エポキシパテを埋める前にざっと埋めておいたABS樹脂棒の隙間は、
このタミヤパテ(ホワイト)である程度埋めておきました。
完全に乾燥したら紙やすり(400番くらいから)で整えます。
黒がABS樹脂棒、白がタミヤパテ(ホワイト)、
グレーが(エポパPRO-H)です。
サーフェイサーを吹いて、窪みの確認です。
結構ドキドキします。だって、やり直しは面倒だもんねぇ(^^;
溝は今一歩ですが、穴の方は完璧です\(^o^)/
穴があったなんてわからない位になりました。
いよいよフロントボディの塗装に入ります。
と、その前に最も大事な作業。
マスキングです。窓枠はつや消し黒で筆塗りする予定です。
この枠に関してだけ言えば、マスキングしなくてもいいんですけどね。。
なんとなく気分でマスキングしてみました。
夜にベランダで塗装中(^^;
タミヤカラー(ラッカー系)スプレー塗料(ミニ)
TS-8 イタリアンレッドにしました。
当時、気軽に塗装できるタミヤの缶スプレーで
赤系に塗装するとなればと言えば
イタリアンレッドかなと思ったからです。
でも、タミヤRCガイドブックにある写真を見ると、
もうちょっとオレンジっぽいんですよねぇ。
光の関係なんでしょうか。
まぁ、インターネットで調べると
イタリアンレッドで塗装されていると思われるものが
スタンダードのようなので、良しとします。
色を混ぜてそれっぽく塗装するのも良いのですが、
今回のコンセプトの一つに、
”その気になれば、今でも、誰でも、
タミヤ初代トヨタハイラックス4WD化
できるということをお伝えしたい”
っていうのがありますから、エアブラシとかではなく、
どこでも買えるタミヤのスプレーを使いたかったっていうのも、
この色を選んだ大きな理由の一つです。
若干薄暗い中での塗装だったので、ムラなどが心配でしたが、
まぁ、そこそこうまくいきました\(^o^)/
クリア(つや有り)を吹いて、完全乾燥したので、
窓枠やドアノブ等をタミヤエナメル塗料で筆塗りです。
マスキングしてから、フラットブラック、アルミシルバーで丁寧に塗りました。
フロントガラスとドアウインドーの取り付けです。
塩ビシートは通常の接着剤では付きが悪いので、プラリペアで固定します。
まず画像のように角にプラリペアを乗せて、
塩ビシートが動かないようにしてから、
フチ全体にプラリペアの粉末樹脂を均等に敷いて、
ここに液体樹脂を流すようにして完全固定します。
室内は塗装しようと思っていたんですが、
革(サドルレザー)が余っていたので、革張りにしてみました(^^;
こりゃ贅沢な話です。
でも、ホントは革の表面に傷が入っていて、
レザークラフトには使えないC級品なので、
勿体無いっていう感じではないんですが(^^;
革の貼り付けには、GPクリヤ、もしくはGクリアが便利です。
ベタベタしていて、速乾ではないので、貼った後も若干の位置調整ができます。
Gクリヤ、もしくはGPクリアを使う意味はそれだけではありません。
付きもGoodなんです。革どうしなら木工用ボンドでも良いですが、
木工用ボンドはプラスチックには固着しませんので、
革とプラスチックを貼り付けるのには
Gクリヤ、もしくはGPクリアがもってこいじゃないかと思います。
ウインカーも付けてみました。
白枠が目立ち過ぎですが、ここもオリジナル優先でいきます。
そして念願のお顔の取り付け(笑)
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDっぽくなってきたな~と、じみじみ。
カッコ良過ぎです(^^;
ボディサイドのインレットマーク。
マークの背景部分にフラットブラックを塗り忘れていました(>_<)
インレットマークは一度貼ったら剥がすこともできず、
この後、泣きながらフラットブラックを筆塗りしました。
そして更に、この後の作業をしている時に、
服の繊維がインレットマークに引っかかって、
一部が取れてしまうという始末(>_<)
インレットマークは初めてだったんですが、貼る時も、貼った後も要注意です。
貼った後に、保護の意味も込めてちょっと厚めに
アクリルのクリヤなどを筆塗りして、
併せてマークの端とボディの段差を滑らかにしておかないと、
後々どこかに引っ掛けてマークを痛めてしまうことに
なってしまいますね。
以後気をつけます。。
ここでなぜかカウボーイハットの画像です(笑)
ボディに内装パーツを取り付けたら、
ドライバーフィギュアのカウボーイハットが高すぎて、
天井に干渉してしまい、収まりが悪かったんです(>_<)
ここは、思い切ってカウボーイハットを低くしてしまうことにしました。
右の画像がカットする前の、在りし日のカウボーイハット(笑)
かなり低くなったことがわかると思いますが、
これくらいカットしないとだめだったんです(>_<)
てなことで、ようやくタミヤ初代トヨタハイラックス4WDボディに
内装パーツを取り付けることができました。
これでも、トレジャーハンターのカウボーイハットの高さはギリギリです。
・・・というか、今もぶつかってます(^^;
見た目には良くわからないし、
パーツが傷む程では無いので合格ラインではあるんですが。。
なかなかいい感じです。
ボディの仕上げに入ります。
取りいだしたるは、ABCホビーの極細ラインテープ。
前回、ローバーディフェンダー90を作った時にも
活躍してくれた魔法の材料です。
その時は、幅が0.5mmのものを使いましたが、
今回は、試しに0.3mmを買ってみましたが・・・
で、結果は・・・この画像です(^^;
筆でスミ入れしました。
ABCホビーの極細ラインテープ0.3mmでは細すぎました・・・
仕方がないので、原則どおり墨入れすることにしたんです。
タミヤアクリル塗料のフラットブラックをかなり薄めたものを使用しています。
墨入れ前(左画像)と、墨入れ後(右画像)の比較です。
もしかして、テープよりいい感じかも(^^;
この作業、何をやっているかというと、
せっかく作ったドアミラーをニッパーでカットしてしまっています(^^;
今回使用しようとしているのは
トヨタ ハイラックス ハイリフトのパーツですが、
これは、横長のミラーになっています。
そもそも、トヨタ ハイラックス ハイリフトのものは、
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDっぽいドアミラーではないんですが、
ドアミラーそのものを取り付けないのも間抜けな感じがあるので、
せめてタミヤ初代トヨタハイラックス4WDっぽく
縦長に改造して取り付けることにしました。
ドアミラーとボディの取り付けには、エポキシパテを使用します。
裏からパテをペタッとくっつけて・・・
ドアミラーの軸を突き刺して、マスキングテープで固定して・・・
ドーナツの型みたいにして、完全硬化するまで待ちます。
画像は硬化待ちの時に撮ったものです。
で、完全硬化したら、窪みにプラリペアをたっぷりと流し込んで、
ドアミラーの取り付けは完了です。
今回のテーマの一つの丈夫さの追求の一つです(^^;
ハイラックスに限らず、ラジコンボディのドアミラーって取れやすいですもんね。。
左右とも、無事に取り付け完了です(^o^)/
トヨタ ハイラックス ハイリフトのドアミラーって凄いです。
こんな風に曲がっても、ちゃんと元に戻るんですョ。
スプリング状になっているパーツの中に針金の軸が入る
という構造なので
こんな風に自在に動くんですね。
凄いアイデアです!!
ドアミラーが付いたことで、タミヤ初代トヨタハイラックス4WD
フロントボディの製作は完了です\(^o^)/
リヤボディの傾きを防止するために、こんな風にプラ板を取り付けてみました。
もちろん、プラリペアでガッチリ固定です。
フロントボディが上下に動くのも抑えられます。
ここで、全体を一枚パチリ。
ええ感じですね~
まぁ、これはこれでカッコイイんですけど、
まだまだタミヤ初代トヨタハイラックス4WDって
雰囲気ではないので、作業を続けます・・・
フロントガード(ブッシュガード)・リヤバンパーの製作→
←内装の製作
タミヤ 初代トヨタハイラックス4WDにしたい!
その気になれば、今でも、誰でもタミヤ初代トヨタハイラックス4WD風ラジコンが作れるようにとの気持ちで。
タミヤ初代トヨタハイラックス4WD風ラジコン製作記
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