タミヤ 初代トヨタハイラックス4WDにしたい!
タミヤ 初代トヨタハイラックス4WD風ラジコン製作記
リヤボディの一旦の完成
ちょっと気分を変えてステッカー等を作ります。
このページあたりから、総天然色カラーでお送りします(^^;
フルスクラッチのタミヤ初代トヨタハイラックス4WDリヤボディ
完成まであと少しです!!
オリジナルのステッカーを元にしてもう一度デジタルデータを作ります。
アドビのイラストレーターとかがあると簡単に作れるんでしょうけど、
そんな高いソフトを買うなら一台でも多くラジコンが欲しいStar-RCは、
ホームページ製作ソフトについてきたおまけの画像製作ソフトで頑張ります。
こんな感じでできました。
ま、なんとかなるもんです(笑)
オレンジとイエローラインの先端の曲面なんかは精度が低いですが、
カットする時にカバーすることとします。
おまけの画像製作ソフトは、そのままでは印刷できないので、
作った画像をワードに貼り付けて印刷するようにします。
印刷前に拡大率の調整。率を変えて何枚も印刷します。
インクコスト削減(笑)のため、白黒の荒い印刷にします。
特徴的な部分を切り抜いて実際に貼ってみます。
なんやかんや言ってもこの方法が一番間違いありません。
それにしても、荒々白黒印刷でも
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDっぽくなるもんですね。
早く完成しないかな~(^^;
そして、一番精度の高い印刷を選択してプリントアウトします。
Star-RCが使っているのは、ヨドバシカメラで5000円位で
買ったプリンタですが(^^;精度を高くして印刷すると、
気になる程荒い仕上がりにはなりません。
一番大事なのは印刷元となるデータで、
オリジナルをスキャンしたものをそのまま印刷するのはNGです。
よほど高画質でスキャンしたものなら別なのかもしれませんが、
色のムラなどが出てしまいますので、スキャンしたデータを元に
デジタルデータを作って、デジタルデータを印刷する方が
良い結果となると思います。
ということで、ロールバーに戻ります。
ライトのマークは、「TOYOTA」にするか
「KC DAYLIGHTER」にするか、かなり迷いましたが、
できる限り箱絵に忠実にする予定なので
「TOYOTA」にすることにしました。
この2つはライトの塗装の色が異なるので、
塗装前に既に決めていました。
ちなみに、”タミヤRCガイドブック”のキット写真は
「KC DAYLIGHTER」を使用しています。
その影響なのかわかりませんが、
WEBサイトで見ていると「KC DAYLIGHTER」ステッカーを
貼っているタミヤ初代トヨタハイラックス4WDが圧倒的です。
「KC DAYLIGHTER」を貼る時には、
ライトカバーはイエローで塗装します。
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDリヤボディの後方の作り込みに入ります。
ブレーキランプとかナンバープレート作りですね。
あとは、間違いなく最も重要な「TOYOTA」のロゴなんかを作っていきます。
削ったり、ヤスったりの作業から開放されて、気楽に楽しく進められそうです(^^;
まずはベースとなるプレートを1.2mmプラバンで切り出します。
画像の上の方にちょこっと見えているのは、
資料となるオリジナルのタミヤ初代トヨタハイラックス4WDの画像です。
数字の書き込みまでは見えないかもしれませんが、
サイズは全て比で算出して書き込んでいます。
例えば、ナンバープレートの横幅がわかれば、
そこからブレーキランプの横幅がわかり、
横幅がわかれば高さもわかるという具合です。
先に唐突にステッカーを作ったのは、
ロールバーのライトカバーに早く貼りたかっただけでなく、
ナンバープレートの大きさが知りたかったというのも大きな理由なのでした。
先に色付けをしておいた方が良いパーツの塗装をしています。
手前にあるのはブレーキランプ・ウインカーの
ランプ・バックのランプ用のパーツです。
真ん中に切れ目を入れているのは・・・
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDのブレーキランプ類は
中央が少し山になっています。
それを表現するために、切り出した1.2mmプラバンの中央に
切り込みを入れて一部をくっつけたまま折っています。
そして中央部分にプラリペアを流し込んで角度を固定させます。
強度を出したいというだけでなく、パテ的な意味合いもありますね(o^-')♪
型取りにシッパイしたパテ(エポパPRO-H)の塊や
余ったパテ(エポパPRO-H)を利用した塗装用の持ち手に、
塗装するランプ類を瞬間接着剤で仮留めします。
ちなみに針金みたいなのはクリップを伸ばしたもの。
これも廃物利用です(笑)
これまの画像はモノトーン中心でしたが、やっと色が付いてきました(^o^)/
ウインカーのオレンジとバックのホワイトは
タミヤカラーのエナメル塗料で筆塗りです。
ブレーキの赤は、ボディ塗装用に買ったタミヤカラーの
スプレー塗料(イタリアンレッド)です。
塗装し終えたパーツを貼り付けます。
同じ形なのに、ブレーキランプ類を取り付けるベースプレートを
別パーツにしているのは、厚みも気にしているからです。
奥にあるメインのプレートに直接ランプ類を取り付けてしまうと、
オリジナルのタミヤ初代トヨタハイラックス4WDよりも
奥になってしまうので、別パーツにしました。
ほぼほば塗装が終わりました。
これらを接着していきます。もう、ワクワクしまくりです。
ここは接着剤としてプラリペアは使いません。
プラリペアの液体樹脂はかなり強力で、
ラッカー系・アクリル系にかかわらず塗装を侵してしまうからです。
とはいえ今回使おうとしている、プラスチック用の液体接着剤も
プラリペア程ではないにしても気をつけて作業をしなければなりませんが。
ナンバープレートはプラバンの切り出しではなく、
トヨタ ハイラックス4WD ハイリフト(RN36)の
スペアパーツである19000315 Eパーツ・シート 819円に
付いていたものを流用しました。
たまたま付いてきたパーツでしたが、
やっぱりプラバンの自作よりも奇麗にできているので
とてもラッキーでした(^o^)/
ハイ。ブレーキランプ類とナンバープレート周りができました\(^o^)/
オリジナルのタミヤ初代トヨタハイラックス4WDも
こんな感じのパーツを作るみたいです。
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDの肝の中の肝である
「TOYOTA」ロゴ周りの製作です。
まずは、1.2mmプラバンでベースとなるプレートを作ります。
周りに傾斜が付いているので、削って、ヤスってで綺麗に傾斜を作ります。
0.3mmのプラバンに貼り付けて、
イタリアンレッドで塗装してベースは完成です。
画像はオレンジっぽく写っていますが、
実際はもっと濃い赤っぽい感じの色です。
「TOYOTA」ロゴは、オリジナルの画像を
0.3mmプラバンに貼り付けて切り出しました。
裏には両面テープが貼り付けてあります。
ロゴは接着剤ではなく両面テープで貼り付けることにしました。
瞬間接着剤は、周辺が白くなることがあるし、
有機溶剤系の接着剤だとベースの塗装を侵してしまうからです。
位置を決めながら、落ち着いて貼るには
両面テープが最適だと考えました。
右と左の画像の違いわかりますか?
右の方がタミヤ初代トヨタハイラックス4WDっぽく感じると思います。
左との違いは、右は、角をほんの少し落としているところです。
もう、ほんのスズメの涙程度の話ではあるんですが(^^;
一手間かけるとこんなに違ってくるんですねぇ。
え?変わらないですか?
まぁこの辺は自己満足ということで(笑)
「TOYOTA」ロゴをベースに貼り付けていきます。
ベースの上下に貼り付けている紙には、
切り出した文字を貼る位置の印が付けられています。
感覚的な作業が好きなStar-RCですが、
さすがにこれは感覚で貼ってゆくのには無理がありますので(^^;
両面テープはニチバンのナイスタックです。
結構強度があるので問題ないでしょう。
ちなみにナイスタックは貼って剥がせるタイプのものもあるので、
作業によってはそれも結構重宝します(今回は使っていませんが)。
目印の紙を貼っていても「TOYOTA」ロゴの「0」の位置は
中心を取るのが難しいので、最初は「0」以外を貼っていきます。
そして、感覚で「0」を入れたら・・・
「TOYOTA」ロゴ周辺は完成です\(^o^)/
ここの部分はタミヤ初代トヨタハイラックス4WDのリヤボディでは、
かなり目立つ部分ですから、特に重要なところですね!!
ロゴマークもほぼほぼ満足にできたということで、
そろそろリヤボディの最終工程に入ります。
まずリヤボディ本体にサーフェイサーを吹きました。
ただ、やっぱり7本のライン部分が今ひとつ満足できず。
ここに来る途中で、パテを盛って擦り直しを何度か行いました。
で、やっといい感じになってきました。
もうここまでくればリヤボディ製作も不安なところは何もありません。
って、ほっとしたのも束の間。なんとリヤタイヤハウスの上方の一部が
盛り上がってしまっています。
ここは、0.3mmプラバンで緩やかなカーブを作ったところ。
このプラバンは、ところどころにプラバンを重ねて作った柱を作って
そこに接着しています。
今回盛り上がっているところは、柱と柱の空間になっていたところでした。
おそらくサーフェイサーの溶剤がプラバンを侵して
膨らんでしまったのだと思います。
こうなってしまったら已む無し。
ここはいったん素直にプラバンを部分的に切り取って、
パテを盛り直して、ヤスリがけをします。
そして、やっとこ塗装に入りました。
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDといえば赤。
タミヤカラーのスプレー塗料(イタリアンレッド)で吹き付けています。
当時のタミヤRCカーガイドブックの巻末にある塗料の紹介のところを
読んでみると、当時のタミヤカラースプレーで赤っぽいのって、
このイタリアンレッドしかないんです。
なので、ボディカラーはこの色なのかな~と思ったわけです。
取り扱い説明書がないのは、かなり辛いです(^^;
で、この画像ですが、塗装してから、
荷台のカバーのヒンジを付け忘れていることを思い出し、
急遽プラ材2mm丸棒で作ったところです。
中央に筋堀りをしてそれっぽく見せています。
3つ作って、左右と中央に取り付けます。画像の黒っぽいのはプラリペアです。
とにかくオフロード走行しても絶対に取れないことが大切なのです(^^;
どうでしょう。いい感じにヒンジが付きました。
ブレーキランプやナンバープレートの付いたパーツを取り付け、
「TOYOTA」ロゴマークのプレート等を付けて、
リヤボディはほぼ完成に近い状態になりました\(^o^)/
タミヤ初代トヨタハイラックス4WDのリヤボディに見えるといいんですが(^^;
Star-RCとしては、生まれて初めてのフルスクラッチということで、
ゼロから作ってきたという思い入れもあるので大満足。
苦労が報われた思いです(^^;
しばしウットリと眺めていました。
ここで早速ロールバーを取り付けて、
よりタミヤ初代トヨタハイラックス4WDリヤボディに近い形にしたいのですが、
まだ作業は続きますから、もう少しの間おあずけになります。
ちょっと気になるのは「4 WEEL DRIVE」 のステッカー。
ちょっとちゃっちい印象。
ここも「TOYOTA」ロゴのように立体にしたいですね。
さ、やりたいと思ったらさっさとやってしまいます。
裏側に両面テープを貼ってから、デザインナイフで
「4 WEEL DRIVE」 を一文字ずつ切り抜いていきます。
根性で切り抜きました(^^;いや、しかし、細かい作業だわね。
実際の文字間隔を参考にしながら貼っていきます。
使うのは爪楊枝2本。ピンセットは使いません。
貼るっていっても一発で場所が決まるわけではないので、
軽く貼った後にずらしたりする時にピンセットだと先端が硬すぎて
ベースの塗料を剥がしてしまう可能性があるからです。
爪楊枝なら先端も柔らかいので、多少こするように文字を移動させても、
塗装したベースを傷を付ける心配がありません。
画像で、今貼っている「4」の印字はピンボケです。
プリンタの限界です(^^;
こりゃ、なんとかせにゃ。
タミヤカラー エナメル塗料のホワイトとレッドを使って
「4」の色の付け直しです。
一応できましたが・・・
なんだか手造り感満載です(^^;
切り抜きも上手くいっておらず、
文字のフチのケバケバした感じ(紙の繊維)が
手造り感に拍車をかけています。
このケバケバは、どんなに鋭いカッターでカットしても
若干は出てしまうでしょうから仕方のないところですね。
せめてもと、繊維を爪楊枝で文字側に寄せて修正します。
もともと今回のタミヤ初代トヨタハイラックス4WDリヤボディは
フルスクラッチ(総手造り)なので、
これはこれで味としていいのだと思い込むことにしました(^^;
クリアをかけると、繊維も目立たなくな・・・ったかな(^^;
さっきのただ印刷しただけのステッカー(左画像)との比較。
フォントが整っているのはもちろん左側の印刷しただけのものですが、
風格があるのはやっぱり右側の立体的な方ですよね!
手造り感のあるフォントになっていますが、
やっぱり全体の印象としてはこっちの方がいいので(苦労したのもあるしね(^^;
手造り感満載の(笑)立体の方を採用することにしました。
でも・・・
「4 WEEL DRIVE」の立体ステッカーですが、
やっぱり、どうしても Star-RC的に納得できません。
ここはもう一度頑張ってみることにしました。
先ほどは紙に印刷したものを切り抜きましたが、
今度はプラバンの切り出しに挑戦です。
結局、プラバンを使用した「4 WEEL DRIVE」の立体ステッカーも、
1回目はうまくいきませんでした。
気を取り直して、もう一度挑戦。
紙の切り出しも含めて三度目の正直になるか!?
3回目ともなるといろいろとノウハウがたまってきているので、
改善した方法で比較的スムーズに製作が進みます。
画像をご覧いただくとわかりますが、
最後の製作では「4」も切り出しちゃいました。
もう、ここまでくると意地です(^^;
これまで作った「4 WEEL DRIVE」を、
作業に使った道具と共に並べてみました・・・
「4 WEEL DRIVE」の立体ステッカーたちです。
一番上が最初に紙の切り出しで作ったもの。
中央がプラバンの切り出し一回目。
で、一番下が最後に作ったもの。
最後の「4 WEEL DRIVE」の立体ステッカーでは、
これまでの問題がかなり改善されています(^o^)/
余談ですが、Star-RC それほど特殊な道具は持っていません(^^;
これで、タミヤ初代トヨタハイラックス4WDオリジナルに近づけたと思います。
より良くしようと思えばきりがないので、
「4 WEEL DRIVE」ステッカー作りは、この辺にしようと思います。
これで、リヤボディもほぼほぼ完成かなと思っていたんですが、
Star-RCは、ここでとんでもないデザイン違いをしていたことに
気づいてしまったのです(>_<)
タミヤ初代ハイラックスのリヤボディの特徴とも言える
タイヤハウスのところですが、Star-RC が造ったタイヤハウスは、
少しカーブを描いているデザインなのに対し、
タミヤオリジナルハイラックスリヤボディは、
ボディと並行な直線的なデザインだったのでした(>_<)
Star-RC は、オリジナルのタミヤ初代ハイラックスの実物を
見たことがなかったので、いろいろ写真を見ていたんですが、
イメージがかなり入ってしまっていました(>_<)
さすがにちょっと凹んだんですが、よくよく考えて、
このまま修正しないで、Star-RCオリジナルとして楽しむことにしました。
デザイン自体は今のものでも Star-RC の好みだということと、
もう一個作るのは、精神的にキツイしね~っていうことが理由です。
フロントボディの顔の製作→
←ロールバーの製作
タミヤ 初代トヨタハイラックス4WDにしたい!
その気になれば、今でも、誰でもタミヤ初代トヨタハイラックス4WD風ラジコンが作れるようにとの気持ちで。
タミヤ初代トヨタハイラックス4WD風ラジコン製作記