昔ラジコン少年だった皆さん、これを見てあの時のラジコン熱を再燃させましょう!
ラジコンボーイ WILD RC BOY 大林かおる 著
ラジコンボーイあらすじ
第10巻 第2話
栄光への100勝
出てくる主なラジコン
スーパードラゴン(タミヤ) | ジェラシー(ヒロボー) |
ロッキー4WD(京商) | オプティマ(京商) |
ビッグウィッグ(タミヤ) |
あらすじ
ピットインチームは、ラジコンの練習を行っている。車剛はいつもぶっちぎりでゴールしている。車剛がスタート前にスーバードラゴンを置いていると、風に乗って、一枚の紙が飛んできた。そこに書かれていたのは、ラジコンレースの案内だった。風雲ラジコンレース大会
7月20日(日)
コロコロヶ丘
レース中、パーツ、バッテリー交換してもよい
としか書いていない。特に車剛に対する挑戦状ではないので、ピットインチームも出場することにした。
レース当日行ってみると、既にレースは始まっていた。たくさんのラジコンドライバーが集まっている。リタイアして戻ってくる者もいる。とんでもないコースだと言っている者もいる。
ピットインチームは、天馬勝のロッキー4WD(京商)、沖田銀二のオプティマ(京商)、風祭俊のジェラシー(ヒロボー)、そして車剛のスーバードラゴンの4台で挑戦となるが、何かありそうな予感がするため、一人一人バラバラにスタートすることにした。一番最後は車剛のスーバードラゴンだ。
まず、3名は、それぞれリタイヤとなってしまった。
このコースは、後にわかる不動武士(ふどうたけし)という男が作ったトラップコースで、これまで完走した者はいないというものだった。3名がリタイヤしてもおかしくないのだ。
そして、車剛のスーバードラゴンがスタートする。最初の関門は泥地。そして、その先には、油が塗られた高勾配の壁がある。ここで、車剛と一緒にスタートした者は全員リタイヤした。
さて、車剛は、ピンスパイクタイヤに履き替えることもせずに、じっと待つ。そして、先に走ったラジコンマシンの泥が固まったところで、この勾配を登ることができた。
勾配を降りるとすぐに水濠があった。勢い良く降りてきたが、機転を利かせて何とか止まることができた。次の関門は迷路、階段と続く。ここで最後の関門がやってきた。
このコースを作った不動武士と勝負するのだ。不動武士のラジコンマシンは、ビッグウィッグ4WD(タミヤ)8.4Vバッテリー + テクニゴールドモーターを搭載している。
やはり、スペックの違いが大きく、車剛のスーバードラゴンは不動武士のビッグウィッグ4WD(タミヤ)を抜くことができない。しかし、風と一体になったスーバードラゴンは追走する。そして、ビッグウィッグ4WD(タミヤ)にぴったりとくっついて走るところまできた。
最後の関門は、池に浮いている丸太だ。しかも、何本かに分けたものをつなげている。車剛は、不動武士のビッグウィッグ4WD(タミヤ)が走っている丸太と同じ道を選択する。しかし、こうすると前にいる不動武士のビッグウィッグ4WD(タミヤ)を抜くことができない。そこで、車剛は、丸太の揺れを利用した、ドラゴンシーソージャンプをし、不動武士のビッグウィッグ4WD(タミヤ)の上を飛び、ゴールとなった。記念すべき100勝である。
不動武士は、すぐさま車剛に近づき両手で握手をする。やっと見つけた人、というように。
不動武士は、「ラジコンオフロード耐久サバイバルレース河口湖決戦」に出場するパートナーを探していたようである。
”ようである”というのは、「ラジコンオフロード耐久サバイバルレース河口湖決戦」の話をしたのは、某所ラジコン研究所の男だからである。もしかすると不動武士はそこまで詳しい事情は知らなかったのかもしれない。
ラジコンボーイコミック第10巻 第3話 「耐久サバイバルレース」 へ進みます |
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