タミヤ CR-01 ローバー・ディフェンダー90ボディ搭載記
憧れのローバー・ディフェンダー90ボディ
CR-01ランドクルーザー40搭載小物製作5(クーラーボックス・パラソル・ロープ)
CR-01ローバーディフェンダー90に載せる
小物製作の実況中継。長く続きましたが、
やっと、一番作りたかったものにとりかかれます。
大したものではないんですが、
クーラーボックス作りなんです。
キャンプに行くならやっぱりクーラーボックスは
避けられません。
既製のものを買って塗装を変えるだけでも良いのですが、
プラバン切り出しからやってみようと思っています。
クーラーボックスって意外と曲面が多いので、
結構大変なんだろうな~と漠然と考えていますが、
さてどうなるでしょう??
まずは紙を使って試作です。
はい、モックアップの完成(^^;
こんな感じでいいですね。
ただ、スケール感を確認したかっただけです。
縦横高さのバランスと、下のすぼまるバランスが
大事かなと思って・・・
1.2mmのプラバンを使用します。
これが一番コストパフォーマンスが高いです。
1.5mmになると1枚しか入っていないんですが、
1.2mmは同じ値段で2枚入っていますからね(^^;
薄いので切りやすいのもいいですね。
カッターで筋をつけて、あとは、パキンと手で折れます。
今回は曲面のあるクーラーボックスがテーマなので、
プラバンをつなぐだけではいけません。
紙を切り出して・・・
プラバンに貼り付けます。
瞬間接着剤で付けてます。
こんな感じに隙間を作って
プラバンどうしをくっつけます。
丸い感じが出てますね。
ここまでは意外と簡単ですが、
ここからがちょっと大変。
曲面を段差無く作るために、
淵をエポキシパテで丸くしつつ
溝を埋めます。
今回使用するのは、
GSIクレオスのエポパPRO-Hです。
この方がタミヤから出ているエポキシパテより
コストパフォーマンスが高いんです。
でも、仕上がりはどうなんでしょう。
安かろう悪かろうではないかと
ドキドキしながら作業を開始します。
タミヤのエポキシパテはクリーム色になりますが、
エポパはグレーですね。
グレーのサーフェイサー持ってないけど
白で大丈夫かな~とちょっと心配になるStar-RCでした。
ま、塗装のことは先にすることにして、
モリモリやっていきます。
ひとまずできました。
モリモリする作業をする中では、
タミヤのエポキシパテと使用感は変わりませんでした。
硬化は、タミヤのエポキシパテよりも早くていいですね!
数時間後には硬化してくれました。
早速ヤスリをかけます。
ちょっとボコボコしていますが、
ぶつけたってことであればいいかと
そのままサーフェイサー(白)を吹いてみましたが・・・
ボコボコは許容なものの、
木目のような筋が出ています。
作業を急ぐために目の粗いヤスリを使ったのが原因です。
せっかく、真っ白になったけど
木目のクーラーボックスじゃねぇ・・・
こりゃ、やり直しだわね・・・
ということで、タミヤのパテ(ベーシック)で
左官工事をしました。
全体をパテで包んでしまいました(^^;
1週間後。さすがにしっかりと乾いています。
こんどは、順を追ってヤスリを変えました。
画像は600番のやすりですが、
最終的には1500番でやってみました。
でも、根気がなくて、1500番効果は出てないかな(^^;
ま、でも、クーラーボックスの樹脂っぽい光沢が出てます。
ヤスリがけはあんまり好きな作業じゃないんですよね~
大事なんだけど・・・
この辺で、妥協して塗装に入ります(^o^)/
まずはホワイトで蓋部分を塗りました。
蓋以外の本体(下の方)はフレンチブルーにする予定ですが、
マスキングをしないでホワイトを塗っちゃってます(^^;
手抜き感アリアリですが、どんどん進めたいので
これでよしです(笑)
より本物のクーラーボックスっぽくしたいので、
塗装に並行して、それっぽいパーツを作ることにしました。
まずはこれ。蓋をパッチンってするやつです。
何ていう金具だったっけ・・・
あ、パッチン錠だったかな。
随分昔に作業用机で使いましたね。
塗装の準備をして・・・
クロームシルバーで筆塗りです。
蓋をマスキング中のクーラーボックスに
パッチン錠を載せてみました。
結構いい感じだと思うんですが(^^;
今回のクーラーボックスは大型なので、
運ぶ時に使う車輪が付いています。
(※後でやっぱりつけないことにしました(^^; )
なので、クーラーボックスを
引っ張る取っ手も作ります。
プラバンを温めて曲げ作業です。
焦げましたが、うまく曲がりました。
塗装に入ります。
短い取っ手をクロームシルバーで塗りましたが、
間違いでした。ここもブラックにしなきゃ。
これは、両脇につける取っ手です。
塗装中。
車輪もゴムの上から塗っちゃいました。
プラバンを炙って曲げると、
こんな風にボコボコになっちゃうんだよね~
面倒でパテを盛らなかったけど、
手を抜かなきゃ良かった・・・
ということでパテ盛り後にヤスリをかけて塗りなおしました(^^;
クーラーボックスの本体は
フレンチブルーを吹きつけました。
クーラーボックスのスタンダードな色ですよね。
リアリティを求めるならスタンダードで
攻めるのが一番かなと思ってみたり(^^;
そして、お決まりのステッカー作り。
Colemanさんお許しを(^^;
ステッカー一枚でこの違いです。
すっかりコールマンのクーラーボックスになりました。
この一手間はかけるべきですね(o^-')♪
コールマンのクーラーボックスに
このデザインのものはありませんので念のため(^^;
マスキングテープを剥がしてみました。
ちょっと曲がったけど、妥協の範囲です(^^;
クーラーボックスの蓋のホワイトと
本体のフレンチブルーの間に
ABCホビーの極細ラインテープを貼ろうと思いましたが、
ひとまず貼らずに進めてみようと思います。
パッチン錠を付けてみました。
いい感じです。
向かって右の蝶番(ちょうつがい)の近くの
ボコボコしているのは、つや消しのクリアです。
無くなりかけた缶スプレーのクリアを吹いたら、
まとまって出てきてしまいました(>_<)
まぁ、良しとします(-_-メ;)
表にパッチン錠があるなら、
裏には蝶番(ちょうつがい)がなければなりません。
これは、クリップをニッパーで切って
カッターで3箇所に傷を付けたところです。
プラバンに横傷を付けて・・・
傷の上にクリップに傷をつけた針金?を載せれば、
蝶番(ちょうつがい)のできあがりです。
早速接着してみました。
軸と蓋の位置がズレているように見えますが、
カメラの角度のせいで、実際はぴったり合ってますよ(o^-')♪
取っ手を付けて完成です\(^o^)/
車輪とか、引っ張るためのハンドルは付けるのをやめました。
取っ手だけの方がリアリティがありました。
このクーラーボックスの中には、
バーベキュー用の肉や野菜が入っている想定です。
蓋は開きませんけど(^^;
バケツも Coleman 仕様にしてみました(^^;
クーラーボックスで小物は終わりにしようと思っていましたが、
もう一つひらめいちゃいました。
パラソルです。
行き先は山の想定ですが、それでも
キャンプにはやっぱりパラソルも欲しいところです。
ということで型紙作りです。適当です(^^;
使う布はこれ。古いワイシャツです。
クリーニングをかけていても
しばらく着ないでいると襟が黄ばんでしまいます。
ということで、この布を使います。
どうせ襟は芯が入っていて使えないから
問題なしです。
どんどん切っていきます。
精度は必要ありませんから、
鉛筆でそれなりに型を取るだけです。
ひとまず9枚切ってみました。
余れば使わないだけの話です。
パラソル作りは全て現場施工です(^^;
パラソルをそれっぽくするには、白のままじゃいけません。
残り物の革用の染料を使って染めることにします。
ビニールに染料を入れて、型を取った布を入れます。
すぐに染まるので、ビニールから取り出して
干していきます。
途中の写真がありませんが、
染める作業は気が抜けないためお許しを(^^;
赤茶色っぽく見えますが、
乾くともう少しパラソルにあるような
キャメル風になるんじゃないかと期待しつつ・・・
乾く間に骨を作ります。
使用するのは、割り箸と革の切れ端です。
今回は、パラソルを開いた状態では使用しません。
荷物としてローバーディフェンダー90に載せたいだけですので、
開閉のギミックは入れません(^^;
手抜き? ええそうですとも(笑)
何とでも言ってください(笑)
革の切れ端を右のように適当に切って・・・
丸く切った革にこんな風に付けていきます。
ちなみに9本付けていますが、
後にこんなに必要ないことになり
何本か剥がすことになりました。
これが現場施工の楽しさです(^^;
パラソルの骨っぽいでしょ??
柄の部分。開かれたところをさっき作った骨の、
丸い皮のところに取り付けます。
夕方になり乾きが悪くなったため部屋に取り込んだの図。
いい色になってきました。
ちょっとムラがあるのはご愛嬌です(^^;
端の処理。本当は縫うのが良いのでしょうが、
サクサク進めたいので、木工用ボンドを付けて
折り込むだけにしておきます。
あとは、布をどんどんつなぎ合わせるだけです。
9枚つないでみました【写真左】が、これは多すぎでした(笑)
パラソルの形になりません(^^;
結局6枚で収まりました【画像右】。骨も減らしています。
残り布を丸く切って、木工用ボンドで端の処理をして・・・
パラソルのてっぺんに付けてみました。
柄の取り付け。
ちょっと見た目が悪いですが、強度は充分。
内側に隠れてしまうので、気にしないことにします。
パラソルっぽいでしょ??
折りたたみ傘のようにして・・・
束ねて閉じて、Coleman のステッカーを貼って(笑)
完成です\(^o^)/
折りたたみの傘じゃありませんよ(^^;
パラソルで終わろうと思ったんですが、
いい感じに染め上がった布が残ったので、
何か作ろうと思います。
革を1cm幅に切って・・・
布は筒状の袋にして・・・
革のもち手を作って・・・
筒状の袋に1cm幅の革を貼り付けて、
そこにもち手を付けて・・・
袋の中に余ったパーツを入れて・・・(笑)
口を紐で結んで・・・
はい、出来上がり\(^o^)/
ターフなんかが入っているイメージの細長いソフトケースです。
肩にかけて運ぶイメージですかね~。
全て残り物利用ですが、結構良いできなんじゃないかと自画自賛です(^^;
ところで、余りと言えば・・・
途中、パテの余りでこんなものも作ってみました。
ロープなんですけど・・・
ひとまずデザートイエローで塗ってみました。
つや消しクリアを吹いてみましたが、
ロープのケバケバした感じを入れていないので、
ちょっとリアリティには欠けますかね(^^;
さぁ、これで本当に小物作りは終了です\(^o^)/
で、あともう一つどうしても欲しいものがあったのですが、
自作は
ちょっとハードルが高いため作るのは断念して、
オークションで落札してしまいました。
それは・・・
自転車です(^o^)/
次のページではせっかくの完成品の自転車を
バラしてしまっています。
だって・・・
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タミヤ CR-01 ローバー・ディフェンダー90ボディ搭載記
ローバーディフェンダー90のボディをCR-01にも載せたい!
CR-01ローバーディフェンダー90に似合う小物もいっぱい作りました。
ボディ搭載から小物作りまで!